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24話 徐々に重くなる空気と、本能が警告する圧倒的な威圧感

Author: みみっく
last update Last Updated: 2026-01-09 06:00:53

 獲れた獲物の鳥を持ってキャンプ場へと帰ると、その微かな血の匂いで察したのだろう、レナが素早く近寄ってきた。俺は、レナが喜びそうな獲物を見せるように鳥を掲げた。

「わぁ……っ!? 鳥ですか! 食べるんですよね? 今日も肉っすかー!?」

 レナは心底嬉しそうに目を輝かせた。どうやら、彼女は相当肉に飢えているらしく、喜びのあまりピョンピョンと跳ねてみせた。その姿は剣士らしからぬ無邪気さで、可愛らしい。この種類の鳥は、食用のニワトリとは違い、味が濃く美味しいのだが、いかんせん体が小さいため、肉を求める彼女にとっては食べ応えがないのが難点だろう。

 少し遅れて、フィオがパタパタと可愛らしく小走りしながら駆け寄ってきた。

「れんしゅう、おわりー?」

 フィオの問いに、レナは笑顔で答えた。

「少し休憩にするっす」

「わかったぁ。きゅうけいするー」

 フィオはそう言って、辺りを見回し、何かを探し始めた。

 また、ウサギでも追い回して遊ぶのだろうか、と俺は呑気に考えていた。だが、しばらくすると、フィオは両手に一匹ずつ、合計二匹のウサギを捕まえ、誇らしげな顔で持って戻ってきた。その手つきは、まるで日常の遊びであるかのように自然だった。

「ウサギとれた。いえに、つれてってー」

 フィオは捕まえたウサギを差し出しながら、俺にそうお願いした。俺には、フィオの言うウサギと「家」との関連性がすぐに理解できなかった。

「良いけど、家に用事あるの?」

 俺が尋ねると、フィオは無邪気に頷いた。

「うん。ぺっとに、えさあげるのー」

 フィオの口から出た「ペット」という言葉に、俺の疑問はさらに深まった。フィオがいつの間にこっそりとペットを飼い始めたのだろうか。しかし、転移を使えばすぐに家に帰れるため、俺は了承することにした。それに、フィオは滅多に我儘やお願いをしてこない。なるべくフィオの願いは聞き入れてやりたいと思っていた。

「そっか、分かった。レナも一緒に来てね」

「分かったっす」

 俺はティナ、フィオ、レナと共に家へと

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